FC 東京×ローマ / 横浜 FM ×レッジーナ

前者はスコアレスドローだったが、東京の攻撃に鋭いこと、しつこいこと、怒濤の波状攻撃の繰り返し。なめきっていたローマは、最後の最後で微妙にさわったりして凌いだり、クロスバーやポストに助けられての這々の体。みっともないこと国歌吹奏時のブーイングのごとし(意味無し)。とにかくラコルーニャでの体験が自信になってるかのような戦いぶり。途中で「あれ?ローマだよね。ローマ。トッティとかカッサーノとか来てないけど…同じエンジでもレッジーナじゃないよな?」と思ってしまったくらいの酷さ。ポジション確保に奮闘すべき若手主体のくせにあの内容と態度じゃ、今シーズンは、スクデッドより降格ラインを気にした方がいいのではないかい?とにかく、東京の怒濤の攻めに感心し、ローマの態度に失望させられた。
後者は 2-1 で横浜勝利。ただなぁ…。こっちのエンジ色も日本をなめてるんだよなぁ。態度が。試合でのプレーぶりは真面目なんだが、審判に食ってかかったり、平気でファウルを連発したり、挙げ句の果てには乱闘寸前までエキサイトする要因を作るし…。また横浜も横浜で、相手にしなきゃ良いのに「なめられまい」として応対するから…。審判まで必死の形相で文句言ってきたレッジーナの選手を退けようとするし…何かイヤな雰囲気ではあった。と思ったら、その予感が当たったかのように、栗原がボールと関係ないところで顔面に良いのを一発食らって、出血大量のためピッチ外へ。どアップになったその口は「鼻折れてる」と読み取れるような感じ*1。幸い(?)ロスタイム寸前だったため、内容に支障はないものの、栗原の荒れようと言ったら…。悔しいだろうけど、そういうことも経験だ。焦らないでがんばってくれ。
というわけで、日本のレベルをなめたセリエAの 2 チームが、返り討ちにあったこの前の週末でした。
欧州各国リーグのチームがいろいろと訪日したわけだけど、まぁ、惨憺たるものですな。レアルが市原に目覚めの一発を食らい(それでも 2 勝して帰ったが…)、バレンシアが新潟にチンチンにされ、ローマはヒィヒィでレッジーナは敗北。真面目にやって良い成績で帰ったの、バルサだけか?欧州の平均値には遠く及ばないものの、日本に物見遊山に来て勝てる時代は終わったんだぜ。なめるなよ。と言いたくなったわけ。Jの各チームのみなさま、日本の意地を見せてくれてありがとうございました。

*1:ニュースによると、やっぱり鼻骨骨折らしい…お大事に