浦和 vs 東京V

Jリーグ黎明期。ラモス、カズ、北沢、柱谷、都並ら当時の代表選手を数多く擁し、ほぼ無敵を誇ったスター軍団、川崎ヴェルディ。その後世代交代に失敗し、半ば無理やり東京へ移転し、各方面から完全に嫌われ者となってJ2転落寸前まで落ちぶれたこともある、かつて日本を代表していたチーム。我が浦和レッズなど、その足元に及ぶどころか、エキシビジョンゲームでも見ることが出来ないような曲芸的なパスワークで翻弄され、目も当てられないほどチンチンにされたことも少なくなかった。
そんな記憶はもう、封印などせずに新たな記憶で上書きしてやろうと思う。そう。東京 V に 7-2 という爆勝劇を演じて見せたのだから。しかもジーコ監督観戦のいわば御前試合だというのだから縁起が良い。永井と山瀬がハットトリック。達也と闘莉王がいなくてもこの点差。実は用事があって全く試合を見ていないので内容は知らない。知らないけど、ここまで点が入るなら良い展開の方が多かったに決まっている。いや、そうに違いない。今までたくさん試合を見てきたが、大量得点のときは偶然が続いているわけじゃないことが多いから。J's GOAL を参照してきたところ、シュート 26 本対 10 本。前半 2 点返された展開だったようで、いつもなら逆転食らうところだ。あー、見たかった。CSを彷徨うか、テレビ埼玉でシーズンオフにやるであろう(やるに違いない!)再放送を見ることにしよう。ああ、ブッフバルトだって、彼が選手として在籍している間にこんな大勝をした記憶は無いはずだ。きっと気持ちよかっただろうと思う。せめて監督としてチームタイトルを獲ってくださいませ。
…すんません。ほかはどーでもいいです。今日に限り。