J日程を世界基準に!オシム氏、初会談で川淵キャプテンに注文
決勝戦をまだ見てない(!)うちに、日本代表は反省も忘れて流転を始めてるわけですが。気になる記事があったのでメモ。
Jリーグは例年3月に開幕して12月上旬に閉幕。8月前後に始まって翌年4月前後に終わるイングランドやイタリア、スペインなど欧州を中心としたスケジュールとは大きく異なっている現状を、変えていこうとの要望だ。
これって、今の日本にとってはすごく有効だと思うのですよ。とはいえ諸手を上げて…というわけではないので、落ち着いて思いつく限りのメリットとデメリットを。(現行カップ戦とのスケジュールの兼ね合いは当然なので割愛)
◆メリットや有益な点
- 移籍の行ったり来たりがしやすくなる(選手・監督ともに)
- 海外チームとのトレーニングマッチがやりやすくなる
- 盛夏のコンディションが厳しい時期に休暇が取れる
- 涼しい時期の試合が増えることで質の高いゲームが増える
- 学生など、プロでやるには足りない点が多い選手を獲っても4月〜8月の期間で鍛えられる
- キャンプが夏休みになることで練習を見学しやすくなる(おらがチームへの愛着)
- 準備があるとはいえオフ期間なので選手や監督がイベントに出やすい(アピール時間増)
◆デメリットや問題点
- 切り替えする年のブランクの間、何をするのか(初年度のみ)
- リーグ終了時の疲弊した状態でW杯へ臨むことになる
- ハイレベルな選手が国外に出る動きが加速する
- 冬季の積雪量が多い地域のチームは除雪費用などがかさむ
- 天候条件(寒い、雪)により、客足が遠のく時期や地域があるかもしれない
- リーグ戦で「夏休み→帰省→人が呼べる」という集客ができなくなる
というわけで、あれこれ問題もあるのだけど、整備の遅れている若手育成のサポートとか、地域の特色が出ていいという気もする。(雪で凍ったグラウンドを苦にしない、とか)
なお、スポンサーはどう考えているかはサッパリ考慮してません。何しろ日本のサッカーがレベルアップすることが先なので。お金?内容がよくなってくれば自然と付いてきますって。