TIMカップ変則マッチ

ユーヴェ、インテルミランが 45 分ハーフで巴戦を行う変則のカップ戦。とりあえず、ユーヴェの時間帯だけ見てみた。
ひでぇ。カペッロ、あんた何をしようとしてるんだ?全く分からんぞ?そう、日本代表にそっくりな悩みを抱えていそうだ。つまり「オートマチズムの欠如」と「チームコンセンサスの熟成不足」。ボールは周る。そりゃ周るだろうよ。だって、一流選手ばかりだもの。でも、相手はインテルミラン。あるところまでは許しても、大事なところで前に運べるわけが無い。案の定、ガリガリに破られるディフェンスラインと、だんだん選択肢が絞られて孤立するアタッカー。
対するミラン。良いっすねー…。うらやましい。連覇できるかどうかは保障できないけど、相変わらずスキが無い。ボールは動くし、つぶし早いし。展開はパターン化してるんだけど、それが速いからつかまらない。インサイドはカカやセードルフがいるけど、外も今回はいいよ。補強も。左サイド…ええと、誰だか忘れちゃったけど、良いねぇ。両アウトサイドに、トップの補強でクレスポ。はぁ。隣の芝生ですな。
そしてインテル。すげぇ。フアン・セバスティアン・ヴェロン、大正解。良い補強だよー。インテルが中盤使ってるよー、ボール回してるよー、ユーヴェの守備ラインを簡単に割るよー。そして、エムレマルティンス。キレがある。ベンチの外ではビエリがのんびり。今年のインテルはやるでしょ。
放出しちゃったミッコリさんの、ビアンコネロでの最後の雄姿が見れたからいいか。なんて悲観的になっても仕方ない。せめて開幕までになんとかしていただきたいもんです。たのむぜ、おい。