浦和 2-1 FC 東京

ほぼ 2 年ぶりに埼スタへ。 2 年前に行ったのは W 杯準決勝。
内容はそこそこだけど、まぁ、相変わらずの最終節勝利する運の強さを見せつけたあたりはらしい試合。今回の主役は、なんといっても主審。大暴走をはじめて試合をぶちこわす。あと 20 分程度だったのになぁ。それ以外の中身はあんまりありません。よく走り、よくつぶし合い、よく競り合って、なかなか良い試合だったんじゃないんでしょうか。
戦術的に詳解するとすれば、東京の原監督ってのは強気な人だなぁ、ということ。浦和の両サイドが出張ってこないと見るや、東京のサイドが最前線まで張って、ゴールキックのときなどは、4 トップに見えるくらいの押し上げ。あれじゃ、浦和は自分達のリズムを作りづらい。当日に監督の指示が無かったとしても、前で前で押し込むという共通認識が東京に浸透しているということで、どちらにせよお見事です。
浦和は相変わらず、局面のコンビネーションはあるけど、大枠では個人技が幅をきかせてる感じ。誰かがドリブルで持ち上がると、両翼には併走していても、後ろの押し上げがなく「いってこい〜」みたいなタラタラした押し上げ。ボールを失った場合のカウンターをおそれて、というよりも、なんとなくついて行ってるような、のんびりした攻め上がり。湯浅氏に「前後分断サッカー」って言われちゃうわけですね。
久々のスタジアム観戦で選手の動きをチェックできて面白かったです。テレビも良いんですけど、暇を見つけて見に行かないといけませんね。