土屋へのブーイング

この試合、見てて何が面白くないって、土屋へのブーイング。浦和のゴール裏には、ああいうくだらないことをするなと言いたい。確かに達也を怪我させたけれど、大勢の観客の前で起きたことで彼は逃げも隠れもできないし、プレーの中で偶発したアクシデントだったことは誰にでもわかることだ。怪我をさせた側である土屋自身がショックを受けたということは報道されたし、実際そのことから欠場もした。(それを指してだらしない、ということは別の話として)とっくに「制裁」という類のことは(精神的に)十分に行われたと思うのだが、あまりにしつこく、恥ずかしい態度だったと思う。
次の対戦時も、これからずっと先、土屋がいかなるチームにいても、浦和と対峙するたびに、このくだらなく、恥ずかしいブーイングが起こるのだろうか。
何にもまして、達也自身が「土屋への誹謗中傷はやめて欲しい」と、怪我直後に語ったのを、あの真っ赤なスタンドに居た人々は覚えていないのだろうか。土屋にブーイングをするということは、達也の気持ちをないがしろにしていることだということに気がつかないのだろうか。そもそも、大怪我をしたのはサポーターではない。君らが文句をいう筋合いはない。達也が許したのだから、もう済んだ事件になったのだ。
思い上がらないで欲しい。そして、達也を大事に思い、応援していくのであれば、二度と土屋に対してブーイングするなどということは止めてもらいたい。