アルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ(BS)

書き損なっていたので、日付に沿ってメモ。
世界屈指の強豪vs欧州の好チーム。のはずだったんだけどなぁ…。
アルゼンチンの、あまりにスキの無い攻撃にプチっといったセルビアモンテネグロが崩壊。東欧のチームっぽい崩れ方だなぁ。何というか…ハンガリールーマニア、旧ユーゴスラビアあたりは、優秀なプレイヤー、天才肌の気難しい人が多いという印象なので、あるところで投げてしまうというか。まぁ、この試合に限って言えば、集中力が切れなくても、手がつけられなかったと思うけどね…。
6-0というのは、対戦カードを考えればちょっと記録的だ。立ち上がり1点目のシーンはちょっと面白かったので、整理しようと思う。勝負があったのは、マキシ・ロドリゲスの長いフリーランニング。縦パスを突っ込んだ後、タッチライン沿いの位置から、パスを受けてダイレクトシュートを打ったところまで、斜めのコースを一直線に進入。おそらく30mくらいはあったと思うが、あれだけ走りこまれると、ディフェンシブハーフが気にしてついていくか、ディフェンスラインの選手がケアしないと、あのシーンのようにポッカリと開いたエリアを作ってしまう。これは走りこんだマキシ・ロドリゲスが偉かった。一方、ほとんどがボールウォッチャーになり、近所の選手しか気にしていなかったのが守備側の問題。
他もあれこれ整理しようかと思ったが、6点も入ってしまうと、練習試合とあんまり変わらなくなってくるので、実はさほど見るべきところはない。ノープレッシャーにするとアルゼンチンはこれくらいやるよ、という良い事例ってだけ。2点目のパスワークを見ていれば、好調ぶり、チームが熟成していることがよく分かる。さて、今回はどこまでいけるのだろうか。