浦和の優勝について

レビューは遡って、当日の日付にメモすることにして。優勝を確信したのはポンテのゴールを見た瞬間。でも、いざ試合が終わると、なんともいえない気持ちになってしまった。長かったなぁ…とか、よくやったなぁ…とか、ホントに優勝なのかな…とか。

正直、マジメなサポーターとは言い難い(スタジアムに10回行ってるかな…?)とはいえ、14年、正確には15年応援してきたチーム。いろいろな縁があってなんとなく始まった「付き合い」とはいえ、ダメな子ほど可愛いというのはあながちウソではないと。弱かった当時、フットサル仲間でありサポーター仲間である人から依頼をうけ、浦和だけの雑誌できっついことを言ったことがあります。(確か、「今の浦和の選手と戦術論をかわしても、全く負ける気がしない。むしろ教えてあげたい」というような感じだったかな…。ああ、なんと厚顔な)当時は、手伝っていた少年団と中学校を含め、社会人チーム、フットサルチーム×2と、5チームを掛け持ちしていたサッカー漬けの日々。今ほどネットが発達していなく、ユーザーも多くない状態ながら、サッカーのことならなんでも読んで、見て、吸収しまくっていた。だからこそ、プロである彼らの「なんも考えていないように見える内容」にとても腹が立った。とても不思議だった。もっとヒドイことを言えば、小学生や中学生、アマチュア社会人チームの方が、「全員が攻守に動いて、人もボールも動くサッカー」をしていた。要するに、各カテゴリ相応ではあるけれど、あきらかに素人チームの方がまとまっていたし、レベルが高かった。

なんてことを、つらつらと思い出してしまった。
そして沸いてきた実感とともに、ACLの3文字が頭をよぎる。そうか。クラブのサポーターってのは、コレが楽しいのか。コレがワクワクの元なのか。コレが醍醐味なのか。
そんな風に考えたら、欧州各国のトップリーグが、自分の中からずいぶん遠いものになっていることにも気がついた。

再編、移籍、など、まだイベントはあるけど、来期はホントに楽しみだ。